出雲大社
では、荷物をコインロッカーに入れて、出発しましょう。
こちら、出雲駅です。入り口が強烈なインパクトです。
こちらは、駅前にあったからくり時計だと思われるものです。本当に動くかどうかは知りません。
では、バスがきたので出発しましょう。
バスで行く場合には、出雲大社バス停で降りて参道の横から向かう方法、これは自家用車で行く場合も同じく参道の横から入っていくことになるんですが、それ以外に、正門前バス停で降りて、この写真の位置から入っていく方法の2種類がありまして、わたくしは参道をしずしず歩きたいので、正門前で降りました。ちなみに、正門前バス停まで490円、出雲大社バス停まで510円です。20円もお得!
こんな雰囲気の参道です。気持ちよい空間ですよ。
こちらは、因幡の白うさぎの像です。このお話は、出雲大社の祭神、大国主命とうさぎが主人公です。
こちらは、幸魂奇魂の像です。この幸魂奇魂のおかげで、大国主命は人のつながり、縁結びの神様ということになったそうです。縁結びだからって、男女の話ではなくて、すべてのつながりを縁と言っているんです。
こちらは手水舎。左側にある看板には、8月9月に工事現場見学会があるよ、詳しくはホームページでね、みたいなことがかかれています。気になる...
では、入りましょう。今日はそんなに混んでいないので、うれしいです。
こちらは拝殿だったんですが、現在本殿の工事中であり、そこに神様がいる状態で屋根工事なんてできない、とのことで、拝殿を御仮殿ということにして、今はここに神様がいることになっています。
この大きな注連縄の下でお参りをします。
こちらは、本殿の工事現場です。すっぽりと被われて、中の様子がわからなくなっています。工事は2013年まで続くそうです。
こちらは本殿の入り口にある門です。この門の先に本殿があるんです。
ちなみに、わたくしのような出雲大社好きな人々は、この門を左手に進み、本殿の西側に行ってお参りします。実は本殿の造りは、神様が門や拝殿のある南側を向いていなくて、西側を向いているんです。ですので、神様の正面に行くには回り込まないといけません。ただし、この話はあくまで本殿に神様がいる話であり、巫女さんに質問したところ、今の御仮殿では南向きだそうですので、さきほどの参拝でOKです。
こちらは、本殿の左右にある十九社です。
みなさまは神無月をご存知でしょうか?旧暦の10月のことで、今では新暦でも10月のことをさしたりしますね。この神無月、日本全国で神無月すが、出雲だけは「神在月」(かみありづき)といいます。全国の神様が、旧暦10月には出雲に集まっていっぱいいらっしゃるので、全国では「かみなしづき」で、出雲では「かみありづき」ってことなんです。と、まあそんなかんじですが、この説は出雲から広められたということもあり、まあなにがなんだかわかりませんが、そういうのは抜きで、へーって思えればいいですよね。
で、この東西の十九社は出雲にあつまった神様たちが滞在する所ってことになっています。
本殿横から、工事現場の建物の壁のガラス戸の中に、建設中の屋根の様子がちらりと見えます。写真じゃわからないですね。
宝物殿が併設されているので、覗いてみます。写真撮影禁止なので撮っていませんが、中にはそれはそれはきれいな勾玉だとかの展示があり、興味深く過ごせます。
ちょうど観光バスが到着したみたいで、なんだか人がたくさんいます。
こちらの巨大な注連縄の下を見てみると...
見づらいですが、たくさんお金が刺さっています。投げたコインがここに刺さると願いがかなうんだとか...
...と、誰が言い出したか知りませんが、そんなことは無いんです。いつのまにかゲームのように流行っているだけのお話ですので、楽しむためにはやってもいいですし、うまくささらなかったからといって、気にする必要もありません。
神楽殿から駐車場のほうへ歩いていくと、そこにはさざれ石が置いてあります。トロッコ嵯峨駅でもみましたよね。それの出雲大社バージョンと言うか、原産は岐阜県バージョンってことで。
そういえば、お食事を食べていませんでした。
今日はここへ向かいます。自分で「地元の人がすすめる店」と書くのはいかがなものかと思いつつ、でも実際に地元の人から紹介されたので、ここへいきましょう。
出雲そばというのは、この割子そばスタイルで食べるんです。こちらは三色割子そば3段。4段、5段とありますよ。だしを椀の中に注いで、食べます。歯ごたえのしっかりした、香りの強い麺を楽しむことができます。そうそう、出雲そばは、長野の戸隠そば、岩手のわんこそばと並んで、三大そばというらしいです。昔の知識なので、由来だとかそういうのはわかりません...すみません。
出雲大社から出雲市駅行きのバスまであと30分ほどあるので、ちらっと散策しましょう。歌舞伎の創始者、出雲阿国が晩年過ごした地域が、この出雲のあたりだそうです。
阿国の塔(の入り口の終焉の地の碑)と、阿国の墓
、それから晩年を過ごしたという連歌庵
を見ております。
さて、いい時間になったので、バスで出発しましょう。バスターミナルがありますので、そこから乗ります。
こちらのバスです。人は半分ぐらい乗ったかな、という程度です。やはり路線バスや鉄道の旅行ではなく、みなさん観光ツアーのバスに乗ってくるんですね。
さて、出雲市駅にもどってきました。また旅を再開しましょう。
このあとは、世界遺産、石見銀山を構成する温泉「温泉津温泉」が目的地です。世界遺産登録の趣旨はともあれ、世界遺産の温泉ってことですね!
ではまた。
Posted at 2010/07/08 17:18 by みつ in 見どころ | コメント[0]