都城から鹿児島中央へ
では、都城から出発です。
10時12分都城発、12時52分隼人着の普通列車です。
こちらに乗っていきます。この吉都線は、昨日の20時半ごろに運転見合わせが解除になっていたので、今日は大丈夫でしょう。
さきほどまで泊まっていた宿の最寄り駅は、この小林駅でした。列車でも1時間弱なので、都城からは結構近くにあんなすごい温泉があるなんて、このへんに住んでいる人たちはうらやましいです。
窓の外には、霧島山や、高千穂峰が見える...はずです。どの山が何山なのか、雲が多くて分からずじまいでした...
吉松につきました。
都城からここまでが吉都線、ここから隼人までが肥薩線です。乗っている列車は隼人まで直通運転なので、列車に荷物を置いたまま、約20分の停車時間に少しまわりをみてみます。
ホーム反対側に、観光列車のしんぺい号がとまっています。路線の難所の建設に携わった方のお名前がついていて、その難所のトンネルの入り口にはその方の書いた字がでかでかと飾られています。のぼりはしんぺい号ですが、上りはいさぶろう号で、同じように難所のトンネルの入り口に字が飾ってあります。
顔出し看板、巨大です。ほとんど絵で、顔は真ん中の人のところ2箇所だけ。子供ウケするんでしょうか?
こちらは吉松駅の駅舎です。SL人吉が走る区間ですので、それなりにぴしっとした雰囲気です。
肥薩線ができてから、もう100年以上たつんですね。昔は鹿児島本線の一部だったんだとか。こんな難所の路線を作ったのは、戦争の時に攻撃されにくくするためだそうで、当時の苦労がしのばれます。
資料館が駅の隣にあります。
中には、こんな風にさまざまな展示がありますので、ちょっと眺めるにはいいのではないでしょうか?
こちらは以前は燃料庫として使われていたという、石倉というものです。古い石造りの倉庫です。
SLが飾ってあります。C55、でかい!
運転台に上がれます。ちょっと蜘蛛の巣だとかがはっていますので、適当に処理しつつ入らないとダメです。
そろそろ発車する時間なのですが、その時にこんな看板を見つけました。湧水をつかったプリンだそうです。気になる...
ということで、買ってしまいました。
列車が出発してから、ちょっと食べてみます...おいしい!このプリン、まろやかな味わいで、味がしつこくなくて、さわやかにいただけるおいしいプリンです。こんな山奥にプリンの正解があるとは...日本はまだまだ広いですね。
隼人の一つ手前の駅、日当山駅には、ほたる駅という看板がかかっていました。このあたりは霧島温泉のちかくだったりするので、機会があればぜひ寄ってみたい駅となりました。
隼人につきました。
次は13時00分隼人発、13時39分鹿児島中央着の普通列車に乗ります。
約8分間あるので、外にでて写真を...と、ここで、特急きりしまが遅れていて、そろそろ入線してくるっていう放送が聞こえてきました。そういえば、これから乗る日豊本線は大雨の影響で徐行運転区間があるため、すこし遅れるかもっていうお知らせをきいていました。そのおかげということでもないのですが、すぐに乗って出発できそうです。
列車行き違いのため、3分程度とまっているというので、写真をとる時間がありました。こんな雰囲気の列車に乗っていきます。隼人から鹿児島中央まで、自由席特急券は300円。やすいもんです。この列車は、本来は12時48分発ですが、遅れて13時01分に発車となりました。
鹿児島市に近づくにつれ、海の向こうに桜島が見えてきました。見づらいですが、黒い煙をモクモクっと吹き出した直後の写真です。
鹿児島中央につきました。
ここで途中下車して、お昼ご飯にしましょうか。
ではまた。
Posted at 2010/07/15 13:41 by みつ in 見どころ | コメント[0]